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網(ネット)を構成する要素は

 1) 網の糸の(繊維の)種類
 2) その糸の太さ  ※2
 3) その糸の色
 4) 網目の大きさ(一つの目の一辺あるいは二辺の長さ)
 5) 網の編み方(蛙又・無結節・ラッセル織等) ※5
 
など、数学用語の順列組み合わせでいうと組み合わせが何10万通りにもなります。
8種✖️30種✖️10種✖️30種✖️4種 のような感じです。
到底これら各種を全て在庫することなど不可能で、通常は基本的に受注生産となります。しかしながらいつも受注生産だと世の中回りませんから、ある程度の売れ筋のネットは作り置きしておきます。
また、在庫がない場合でもある程度のロットがあれば現時点では存在しない種類のネットでも作成することが可能です。

※2      デニールあるいはデシテックス

 
よく400D(デニール)あるいは440T(デシテックス )という文字を見るまたは言葉を聞くと思います。これらは糸の太さを表した単位で後者は近年ISOやJISで定められたもので表現は違いますが両者ともにほぼ同じ意味です。昔はデニールという単位しかありませんでした。糸の断面積を比較するものと考えてもいいです。
糸の太い産業用のネットだけでなくタイツやストッキングの規格にも表示されています。

400Dとはゴムのように9000mひっぱり伸ばした時に400gある糸の太さです。
440Tとはゴムのように10000mひっぱり伸ばした時に440gある糸の太さです。

最近の防鳥ネットでベランダなどに取り付けられる黒い細糸2000D単糸というのは9000m引っ張って重さが2000g(2kg)ある太さ(そういう断面)の糸だということです。
一方、400Dの36本撚り(400D/36本)というときは9000m引っ張って重さが14400g(14.4kg)ある太さ(そういう断面)だということです。
2000 Dx1本=2000 D   400Dx36本(400D/36本) =14400 D
見た目ではわかりませんが、後者が断面で7倍強と引っ張り強度にかなりの差があるのは歴然としています。
 
専門の網メーカーは糸の太さをノギスで測った糸の径○○mmでは表現しません。必ずデニール単位です。糸の撚り方により径は変わるものだからです。例えはタオルを絞った場合、絞り具合により直径は変化するものの如しです。

※5      網の編み方

 
網の編み方としては、網屋さんネット屋さんに最も頻繁に言われる有結節網・無結節網とは図のように編まれているものです。作る機械が異なります。どちらにも一長一短があります。他にラッセル網というのもあり、また昨今は無結節網の発展形の織り方もあります。

More to come. 準備中。